いよいよ、我が家の燕ちゃんが本格的にたまごを温め始めました(たぶん)。
玄関先の巣にじっと座るお母さん燕。その様子を眺めていると、つい「がんばってね」と声をかけたくくなります。

さて、燕の世界にも夫婦愛があるのでしょうか。
我が家のツバメ夫婦は、まことに仲睦まじいのです。
お母さん燕が巣で温めている間、必ず近くにお父さん燕がいて、遠くから見守るだけでなく、ときには巣の周りを飛び回り、外敵が近づかないか目を光らせています。
実のところ、小生が巣に近づこうものなら、すぐさまお父さん燕が目の前まで飛んできて、「バッ!」と威嚇してくるのです。その勇ましさに思わず後ずさりしたこともありました(笑)。
ですが、最近では少し変化が出てきました。
小生は夕方市役所から帰宅すると、必ず口笛を吹いてから家に入るのが習慣になっています。燕たちもそれを覚えてくれたのか、最近では口笛を吹くと「おかえり」と言わんばかりに寄ってくるようになりました。
最初は警戒していたお父さん燕も、今では威嚇することなく、小生を家族の一員として認めてくれたような気がしています。
不思議な信頼関係ができてきたようで、なんとも嬉しい限りです。
さて、燕の子育てといえば、どうしても避けて通れないのが“うんち”問題です。
玄関先の巣の真下――これからたくさんのヒナが顔を出し、たくさんのうんちが落ちてくることが予想されます。これは何とかしなくては!ということで、急ぎ「うんち受け」をセットすることにしました。
とはいえ、小生もなにぶん時間がない。今回は市販の折りたたみ傘のような既製品で、ひとまず応急処置といたしました。

巣のすぐ下に青い“傘”が広がっています。これで少しは被害が減るはずです。
しかし、見た目や耐久性を考えると、やはり最終的には木でしっかりした「うんち受け」を作りたい―そう考え、小生はノートにラフな設計図も描いてみました。

材料やサイズもあれこれと検討中です。
一級建築士の浅利副区長様、もし良いアイデアやアドバイスがありましたら、ぜひご指導・ご協力をお願い申し上げます(笑)。
こうして、燕たちの子育てと、小生の春も続いていきます。
今はただ、無事に元気なヒナたちが生まれてきてくれることを願うばかり。
巣の中で命が芽生え、家の中にもどこか優しい空気が流れているような気がします。
燕は「幸運を運ぶ鳥」といわれますが、きっと本当ですね。
次回「その3」では、かわいいヒナたちが顔を出してくれる日をレポートできればと思っております。どうぞお楽しみに!
※おまけ
口笛に反応して寄ってくる燕たち、皆さまもぜひ試してみてください。少しずつ心を通わせる春の風景、きっと小さな幸せを運んでくれるはずです。
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ツバメたちとの信頼関係が築かれていく様子が、微笑ましく、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになります。これがカラスだったら、威嚇から攻撃に代わるんですよね~ 怖っ!
そして「うんち受け」のアイデアにはグッドですが思わず笑ってしまいました(笑)。青い傘での応急処置もユニークですが、木製のしっかりしたものを作ろうと構想を練るあたり、流石~エンジニアですね!
次回「その3」では、ヒナたちが顔を出してくれると、ますます楽しみです!小さな命が育っていく過程を是非またブログで届けてください。